お知らせNEWS
2026.07.30 感染症予防のワクチンを確認しましょう
生活習慣病で通院中の方へ:感染症予防のワクチンを確認しましょう

帯状疱疹・肺炎球菌・インフルエンザ・新型コロナ感染症(COVID-19)・RSウイルスについて
糖尿病、慢性腎臓病(CKD)、高血圧、脂質異常症、心臓病、肥満などで通院中の方にとって、感染症予防は持病の管理の一部です。
感染症にかかると、発熱、食欲低下、脱水、血圧の変動、血糖の悪化、腎機能の悪化、心不全の悪化などをきっかけに、普段は安定している体調が崩れることがあります。
特に高齢の方や、糖尿病・腎臓病・心臓病・肺の病気などを合併している方では、帯状疱疹、肺炎球菌感染症、インフルエンザ、新型コロナ、RSウイルス感染症が重症化しやすく、入院や体力低下につながることがあります。
高血圧や脂質異常症だけで通院中の方でも、年齢、腎機能、糖尿病の有無、心臓病の有無、肥満、過去の肺炎歴などによって、確認すべきワクチンは変わります。
さわい内科医院では、生活習慣病で通院中の方に、年齢や接種歴に応じてワクチンの確認をおすすめしています。
当院でご相談いただける主なワクチンは以下です。
- 帯状疱疹ワクチン
- 肺炎球菌ワクチン
- インフルエンザワクチン
- 新型コロナ感染症ワクチン
- RSウイルスワクチン
「自分が対象か分からない」
「以前に接種したか覚えていない」
「どのワクチンを優先すればよいか迷う」
このような場合は、診察時または受付でご相談ください。
生活習慣病のある方で感染症予防が重要な理由
糖尿病では、血糖が高い状態が続くことで、体の感染防御の働きが低下しやすくなります。
また、発熱や感染症をきっかけに血糖が上がりやすくなり、食事が取れない、脱水になる、薬の調整が必要になるなど、普段安定している血糖管理が一時的に難しくなることがあります。
慢性腎臓病(CKD)のある方でも、感染症は注意が必要です。
発熱、食欲低下、脱水、肺炎などをきっかけに、腎機能が一時的または持続的に悪化することがあります。
高血圧で通院中の方は、感染症により発熱、脱水、食欲低下、睡眠不足などが起こると、血圧が普段と変わることがあります。
また、高血圧は心臓病や腎臓病と関係が深く、年齢や合併症によっては感染症の重症化に注意が必要です。
脂質異常症、肥満、脂肪肝などがある方も、糖尿病、腎臓病、心臓病を合併していないか確認することが重要です。
一つひとつの病名だけで判断するのではなく、年齢、持病、接種歴、過去の感染症、生活状況を合わせて、必要なワクチンを確認しましょう。
ワクチンは感染症を完全に防ぐものではありません。
しかし、発症や重症化を防ぐための重要な選択肢です。
| ワクチン | 主な目的 | 確認をすすめたい方 |
|---|---|---|
| 帯状疱疹 | 帯状疱疹・帯状疱疹後神経痛の予防 | 50歳以上、65歳以上、糖尿病、腎機能低下、免疫低下がある方 |
| 肺炎球菌 | 肺炎球菌による重い感染症の予防 | 65歳、糖尿病、腎機能低下、心臓病、肺疾患がある方 |
| インフルエンザ | 発症・重症化予防 | 65歳以上、生活習慣病、心臓/腎臓/肺の病気がある方 |
| 新型コロナ感染症 | 重症化予防・後遺症予防 | 65歳以上、肺疾患、その他基礎疾患がある方 |
| RSウイルス | 高齢者・基礎疾患ありの重症化予防 | 高齢者、心臓病、肺疾患、糖尿病合併症、腎機能低下など |
